Bar (オーセンティックバー) 酒

2004 年秋、最寄駅のそばのBarに立ち寄る
近くに、こんなBarがあったのかと、その後通い続けることになる
バーカウンターと酒棚、静かな空間
普段、酒を飲むときは何人かで居酒屋へ行くが、Barは基本的に1人で行き、香りと味を楽しみ、ゆったりと落ち着いて飲むことにしている
ウィスキーはスコッチ・シングルモルトを愛飲
いずれ、スペイサイドのいくつかの蒸留所へ行きマザーウォーターで割った水割りを飲みたいと思っている
(マザーウォーター:ウィスキーの仕込み水)


ウィスキーの分類
ウィスキーの主産地による分類は、アイリッシュ、スコッチ、アメリカン(バーボン等)、カナディアン、ジャパニーズ、がありそれぞれ香りと味が違う
特にスコッチウィスキーを好んで飲んでいます。
スコッチウィスキーの蒸留所は以下のように分布しています
・ハイランド
・スペイサイド
・ローランド
・アイラ
・キャンベルタウン
・アイランズ

ビール
Barに入って最初の一杯が多い。
これはBarに限ったことではなく居酒屋でも”とりあえずビール”と言うことが多いと思う。
ビール通ではないので詳しい事はわかりませんが、一番好きなビールはピルスナー・ウルケル。
ビールの元祖でチェコのビール。とにかく美味しかった。日本では輸入の小瓶が販売されています

飲み方
基本的にそのままストレートで飲むことが多い
銘柄や割り方(ストレート、ロック、水割り、等)その日の気分、体調で決めます
ゆっくりと飲む場合(4杯飲むとして)、1杯目は柔らかくスタート、2杯目で味わい、3杯目でピーク、4杯目で〆の口直し

その日の飲み方のストーリーがうまく行くと、後味も良く最高の気分になります
また体調やその日の気分で飲み方もかなり違ってきます
利き酒遊び
このBarに通い始めて最初の頃は、利き酒(目隠しをして銘柄を当てる)をして遊んでいました。
特に、スコッチ シングルモルト スペイサイドの蒸留所、ザ・グレンリベット、グレンフィディック、マッカラン
は、良く似た まったり系の味で、何も飲まずに利き酒をすると分かるが、少し飲んだ後では区別がつかなくなってしまう。
個人的に好きな銘柄
 基本的にボトルキープなどで一通り飲み方を試し(ストレート、ロック、水割り、時にはお湯割り)、ある程度の期間でボトル1本以上は飲んでい るもの。
1,2杯飲んだだけではその日の調子の変化もあり、分からないため。

以下個人的な感想
THE GLENLIVET 12年(シングルモルト) 最初の一杯目に飲むことが多い
THE GLENLIVET ARCHIVE 21年 まとまりが良すぎていつ飲んでもうまい
THE GLENLIVET NADURRA カスクストレングス 16年 58度 GLENLIVETでも少し違う硬派
MACALLAN 10年(シングルモルト)  まったり気分の時
LAPHROAIG 15年(シングルモルト) ストレートよりロックが良い
竹鶴21年(ニッカ、ピュアモルト) ストレート、ロックは非常に良いが、なぜか水割りは味が落ちる
ARRAN Cask Strength 12年 新しい蒸留所 今後も期待できる味
ARRAN DEVIL'S Punch Bowl 6660本限定版 なかなか個性が強い
anCnoc 12年 ハイランドのシングルモルトとしては硬派。と思ったが封を開けて2週間以降味が変化し、          柔らかくなって行き、2ヶ月過ぎる頃にはまっ たり系。
FETTERCAIRN FIOR ピートの香りが強いがまろやか
DEANSTONE(シングルモルト)
BALVENIE(シングルモルト)  これは飲みやすい
EL Dorado(ラム酒) 気分転換 甘い


暑い夏は涼しく飲みたい
モヒート さっぱりとしたミントの清涼感が良い。
フローズンマルガリータ その名のとおりシャーベット状のマルガリータ
コロナリータ フローズンマルガリータのグラスにコロナビールが1本そのまま刺さっている.
         アルコールは全てメキシコである(コロナビール、テキーラ)

ウィスキーの歴史
ウィスキーとは穀物 大麦麦芽で発酵・蒸留、樽で熟成させた蒸留酒のこと
紀元前から蒸留の技術はあったとされています。最初に蒸留アルコールが製造されたのが8〜9世紀ころ、そして公式文書では1400年代に入ってからとなり ます。
蒸留の技術は黄金を生み出す錬金術師によって進化し、穀物からアルコールを作り出したと言われる。このアルコールは生命の水(ラテン語でアクアヴィッテ) としてヨーロッパに広がったとされている。
密造酒
1644年にスコットランドでウィスキーに対する課税が始り、1725年には大幅な課税強化が行われた。結果、多くの生産者が 密造を行った。この密造酒の時期に、ウィスキーを樽の中に隠した結果、現在の琥珀色のウィスキーが出来上がった。
また、特にハイランド地方の山奥で盛んに密造酒つくりが行われた。
1823年、イギリス国王ジョージ4世が密造酒であるグレンリベットを愛飲していたため、国王自ら密造酒を好むことを問題視した側近が原因を断つため酒税 法が改正されたと言われている。そして最初の政府公認の蒸留所が、「ザ・グレンリベット蒸留所」である。

1644年の酒税のころの日本は、江戸幕府第三代将軍、徳川家光の時代であり、鎖国を断行した。そして、1823年酒税法が改正されたころの日本は、江戸 後期、異国船討払令(1825年)シーボルト事件(1828年)の頃で、鎖国の末期でもある。このころの日本の酒がどのようなものであったか興味深い。



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