映画

昔 購入した各種パンフレットの写真
年末大掃除じていると、昔行った映画のパンフレットが130冊以上見つかった
最近は映画館に行く機会も減っているが、折角なので少し整理してみようと思う
最近見に 行った映画

ジョン・F・ドノヴァンの死と生
監督:グザヴィエ・ドラン 主演:キット・ハリントン、ジェイコブ・トレンブレイ

ドラン監督の映画と言うことで見てきた
結果としては、普通の映画と感じた
見終わって少ししてから、そうだったんだと分かるような映画


蜜蜂と遠雷
監督・脚本:石川慶 原作:恩田陸
主演:松岡茉優 松坂桃李 森崎ウィン 鈴鹿央士
ピアノコンクールを舞台とした 恩田陸の小説を映画化したもの。
本来は原作を先に読むべきだと思った。
非常に良いストーリーだと感じた。
4人のピアニスト達。それぞれの考え方や行動について、また天才ピアニストとなると見えるものも違っているのだろう。
ピアノ(他の楽器も)は、弾く人の気持ちを表している。
また、全体的に原作で、どのように表現しているのか、非常に気になった。

特に4人のピアニストは、キャスティングは良かったと思う。



引っ越し大名
原作・脚本:土橋章宏 監督:犬童一心
主演:星野源 高橋一生 高畑充希 及川光博

星野源がはまり役なのか、はまり役を星野源にしたのか、それぞれの個性がうまく引き出されていると思った。 楽しい映画だった。

フィクションの映画と思っていたが、映画の後調べてみると、藩主は実在したことを知った。
藩主 松平直矩は本当に「引っ越し大名」と言われていたようです。
出羽山形藩の藩主(1686年 - 1692年)だったとの記載がある。
この年代は松尾芭蕉は奥の細道 1689年(元禄2年)である事を思い出す。
奥の細道で、その時期に山形も通過したため、会ってないのかなと、想像してしまいました。
松尾芭蕉は平泉から尾花沢(銀山温泉)経由で出羽の方に向かったと記憶している。
そうなると、山形の北側を通過している




天気の子 
監督: 新海誠
最近のアニメは、内容も含めて非常に良い。特に新海監督の、君の名は、に続き完成度も高いと思う。
また、まさかと思ったが「君の名は」の主人公も少しだけど出てくる。
話が繋がっているということを示唆しているようだ。
と言うことは、次作もあると言うことだろう。



シンク・オア・スイム
監督:ジル・ルルージュ
 
主演:マチュー・アマルリック、ギョーム・カネ、ブノワ・ポールブールド、ジャン=ユーグ・アングラード、ビルジニー・エフィラ
フランス映画の題名:LE GRAND BAIN (大きな風呂)

フランスで大ヒット。コメディではあるがドタバタや大笑いするわけではなく、心に訴えるところがある。スウェーデンの実話を元にした映画。さえない中年オジサン達がシンクロナイズドスイミングで人生を変えて行く物語。ある日、地元の公営プールで「男子シンクロナイズド・スイミング」のメンバー募集を目にし、参加する。メンバーのオジサン達は皆何らかの問題を抱えている。(うつ病、倒産寸前の会社社長、、、)そして太鼓腹のオジサン達が無謀にも世界選手権で金メダルを目指すことになる。 物語のバランスが良く取れていると感じた。練習後のサウナでの愚痴は、邦画では居酒屋の雰囲気かな。全くシンクロとは程遠い状況から、スパルタコーチの登場など徐々に一体化して行く。それぞれ問題を抱えていても、喧嘩しても、一緒に飲みに誘って良い方向に進もうとするメンバーが良い。そしてクライマックスの世界選手権。見終わってから、ほっこりとした気分、爽快な気分 であり面白い映画であった



ジュラシック・ワールド 炎の王国 
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
  
監督:J.A.バヨナ 主演:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード
2018の夏公開されていたと思うが、今回見てよかった。遺伝子やクローン技術が発達すると、とんでもない事になるかも知れない、と言う警告も含め、娯楽映画として面白かった。

パリ、嘘つきな恋 
監督:フランク・デュボスク 主演:フランク・デュボスク、アレ クサンドラ・ラミ―
いろいろな意味で良い映画である
コメディのような、違うような。
良い映画を見た後は、その余韻が残る。
ほか、予告編でコメディのようなフランス映画シンク・オア・スイム(le grand bain)が気になった
題名はフランス語で大きな風呂

翔んで埼玉 
監 督:武内英樹 原作:魔夜峰央 主演:
二階堂ふみ、GACTO
あまり興味が無かったが、周りの人の評判が良く、見に行った
結果として、中々面白い映画だった
映画館で他の映画との違いを感じた。
通常は映画のラストに音楽やキャスト一覧が表示され、そのとき、帰り始める人が多い
しかし、翔んで埼玉は、映画が完全に終了し室内の明かりが点灯するまで誰も帰らなかった
余韻に浸っているのだろうか?



運び屋 
監督:クリント・イーストウッド 主演:ク リント・イーストウッド アール・ストーン
クリント・イーストウッドの新作が出るたびに見に行っている
実話シリーズと言う意味では良かったが、インパクトのない内容だった
主演でやりたかったのかな、と言う感じ
また、次回に期待


グリーンブック 
監督:ピーター・ファレリー 主演:ビゴ・モーテンセン マハーシャラ・アリ
実話であり、非常に感銘を受ける。
人種差別はもっと酷かったと思われるが、性格や環境も全く異なる2人の友情が良く描かれていると思った


7つの会議 
監督:福澤克雄 主演:野村萬斎 原作:池井戸潤
今回も、原作を読むよりも映画がさきになってしまった
池井戸潤らしい内容と思う
映画では、良い方に裏切られたと言うのか、映画の最初に感じた方向より奥が深かった

ボヘミアン・ラプソディ 
監督:ブライアン・シンガー 主演:ラミ・マレック
クイーンの曲名をそのまま映画の題名にしたもの
ボーカルのフレディ・マーキュリーの姿を描いた実話
曲を聴くたびに思い出しそう

ミッションインポッシブル/フォールアウト
いつも通り、激しいアクション
パリでも撮影 少し懐かしい場所
裏切らない面白さ

空飛ぶタイヤ 
監督:木本克英 主演:長瀬智也
池井戸潤の、実話をモデルにした小説
長瀬智也の中小企業の社長もハマっていた。実話もこんな感じかなと、思いながら見ていた。

ペンタゴン・ペーパーズ  
監督:ス ティーブン・
スピルバーグ 主演:メリル・ストリープ、トム・ハンク ス
ワシントンポストの話。
政府が事実を隠してきた機密文書を、ワシントンポスト、ニューヨークタイムズがスクープし、裁判でも勝利する。
ちょうど今、自民党安倍政権が握りつぶそうとしているので、気になった

空海 KU-KAI
   監督:チェ ン・カイコー 主演:染谷将太
この映画は見るべきではなかった。久しぶりの大失敗
画像はきれいだが中身が全くない
今後は、映画を観る前に調査しよう

15時17分、パリ行 
 実話 監督:クリン ト・イーストウッド 主演:本人(テロを阻止した)
今回はアムステルダム発パリ行の高速鉄道タリスでテロ犯が銃を乱射し始めたが、アメリカ人等の乗客が阻止した実際の話。
主演が、本人(3人)を起用すると言う通常はあり得ない映画と思う
偶然乗り合わせたとはいえ、良く阻止できたと思う

アメリカン スナイパー 
 実話 監督:クリント・イーストウッド 主演:ブラッド リー・クーパー
イーストウッドは最近、実話の映画化をしている。そう思うと本当に内容が重く感じられる
狙撃兵(スナイパー)として成功すればするほど、心が蝕まれて行く
ある意味恐ろしい事と思う

祈りの幕が下りる時
 原作:東野圭吾 監督:福澤克雄 主演:阿部寛、松嶋菜々子
阿部寛は存在感があるように思う
東野圭吾原作と言う事で、最後まで何があるか分からないところが非常に良かった
そう言えば、映画の前に本を読む場合と、後に本読む場合がある
これに関しては、映画が先だった
数か月前、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は先に読んでしまったので、映画は見なかった
原作と映画では、少し内容が違うことが多いため、今回の映画は後で原作を読んでみようと思う

探偵はBARにいる3 
監督:吉田照幸 主演:大泉洋 松田龍平 北川景子
大泉洋の個性が強いがなかなか面白く出来上がっていた
東直己の探偵シリーズは良く読んでいて、映画は初めてだった
本とはイメージが若干違うが、大泉洋シリーズとしてみれば良い
1つ残念だったのは、題名にもあるBAR。 本の中ではサウダージとか幾つものカクテル、ウィスキーが出てきて、読んでいると飲みたくなる。しかし映画で はBARの重さが無く、居酒屋でも良い雰囲気であった

ゴースト・イン・ザ・シェル 
監督:ルパート・サンダース 主演:スカーレット・ヨハンソン 北野武
原作を知っていた方が良いかもしれない
未来としては、少し中途半端な気がした
面白みに何かが足りないと感じた

関ヶ原 
監督:原田眞人 主演:岡田准一
歴史的に重要な合戦であるが、詳細は良く知らなかった
非常に良い映画であった
個人的には石田三成は、あまり評価していなかったが、これを機に少し調べてみようと感じた

マグニフィセント7 
監督:アントワーン・ フークア 主演:デンゼル・ワシントン
荒野の7人のリメイク
久しぶりの西部劇であった
内容は、七人の侍を元にしているので面白いのだが、若干、花が無いように感じた

LIONライオン 25年目のただいま
 監 督:ガース・デイビス 主演:デブ・バテル
 インド5歳の少年がオーストラリアで25年後、僅かな記憶を元にGoogleEarthで故郷を探す実話。
少年期のサルー(主人公)が可愛らしく、また素晴らしかった。
別な意味でGoogleEarthすごいですね

パッセンジャー 
主演:ジェニファー・ローレン クリス・ブラット 監督:モルテン・ティルドゥム
 SF映画か。いずれ このような事が起こるかもしれない。
宇宙船、人間の冬眠、アンドロイド、etc.
深く考えずに、娯楽映画として楽しめる内容であった

君の名は
 監督: 新海誠
 アニメ
漫画と思っていたが、思ったより感動

SCOOP  主 演:福山雅治 監 督:大根仁

 福山雅治の新しいイメージが見えてくる。ただし、福山雅治は無理してい るようにも感じる。共演の二階堂ふみは、最初少し違和感を感じたがその後馴染んで良い味を出してい た。ス クープの定義についても少し考えさせられた。面白い。

ハドソン川の奇跡 主演:トム・ハンクス 監 督:クリントイーストウッド
 絶体絶命の時に冷静に判断し155人の命を救った実話であるが、そのあと容疑者にさせられてしまうとは。考えさせられた。シ ミュレーションはあくまでシミュレーションであり、実 際の状況とは違う。

テッド
 主演:マーク・ウォールバーグ 監 督:セス・マクファーレン
 テディベアのテッド(命が宿った)とジョンが、共に中年になり、騒動を巻き起こすコメディー
気軽に楽しめる映画。単に面白い。

007スカイフォール 主演:ダニエル・クレイグ 監 督:サム・メンデス
 いつ見ても渋いダニエル・クレイグだが、中で007も世代交代を示唆する場面もあり、時代の変化を感じさせる。いつもの007同様にアクションから入 り、楽しめる。また、Qはかなり若くなった。



本は、適度に乱読している
気楽に読むときは推理小説が多い
残念ながら、心に残る本は、年に数冊しかない

心に残った本
   レンタルチャイルド 石井光太

本を2冊読んだ

「レンタルチャイルド」、「世界の美しさをひとつでも多く見つけたい」著者:石井光太

今まで石井光太の本は何となく避けてきた。

それは、ノンフィクション作家であり、内容があまりにも生々しいと思ったためである。

 

気分転換に本を読むときは推理小説が合っている。

また、落ち着いてじっくりと読みたいときは歴史物や伝記、海外の小説(例えばダン・ブラウンのロバート・ラングドン シリーズなど)が好きである。

さて今回、石井光太の本については、人に勧められたことと怖いもの見たさで読んでみた。

 

「レンタルチャイルド」は、インドの物乞いに関するもの

「世界の美しさをひとつでも多く見つけたい」は、なぜノンフィクション作家になっていったのか、そして旅に出かけて幾つかの本に至るまでの流れが書かれている。

ネットなどでは、内容を盛っているのではないかという批判も見られるが、あまりにも現実離れした内容であるため作り物ではないかと批判しているようである。

 

読み進むと、やはり想像通り壮絶な内容である。目を背けたくなるような箇所が沢山あるが、映画と違って本なので背けることが出来ない。

結果として共感し、良くここまで書いたと感じている。

 

「レンタルチャイルド」を読んだときに共感したのは、インドに行ったことがあるからだ。石井光太がインドに出かけたのは2000年になってからムンバイで取材したようである。

私がインドに行ったのは1995年頃のボンベイ(現在はムンバイ)である。そのときは仕事で10日間くらい出かけた。仕事のため貧民街や危険な場所には一切近づかないが、いろいろ見えてくる。石井光太の記述とボンベイで見てきた光景が重なるのである。

インドのカースト制度もものすごく差があることを感じた。

 

例えば、ボンベイ(現在ムンバイ)空港に到着する。時間は夜中の12時ころ。人が大勢いる。大人も子供も。人が大勢いると言う表現よりも、人がうごめいていると言った方が近いかもしれない。またタクシーに乗ろうとすると、大勢の子供の物乞いが近寄ってきて、お金を欲しがる。また、荷物をタクシーのトランクに入れるのを手伝って小銭を貰おうとする。あまりにも子供の数が多い事、そして、小銭は持っていないため(札しかない)絶対にお金を渡さないように言われた。もし一人にお金を渡すと大変な事になるとの事。

その後もホテルに到着し(欧米の一般的なホテル)、チェックインしたあとも、部屋に案内してくれるボーイやメイドさんからチップをはずんでほしいと言われる。

やっと部屋に到着して、窓の外を見ると、像がいる。ホテルの敷地から道路を隔てた向こうではあるが、全てにおいてカルチャーショックだった。

ホテルから一歩外に出ると、大勢の子供たちが後を付いてくる。みな物乞いであり、障害者も多いのである。まさしく、レンタルチャイルドに出てくるような、景色だった。

道路は、車、バイク、牛、がひしめき合っていて、常にクラクションが鳴っている。バイクには家族4〜5人のりで、少しでも車との隙間があれば入ってくる。そのためか、車のバックミラーはどの車も破損して無いか壊れている。

きりが無いのでこの辺までとするが、カルチャーショックを超えて唖然とした。

 

そのため、「レンタルチャイルド」を読んだとき、当然このようなことは、起こるだろうと感じた。人間の悪の習性が現実化したものに感じた。

 

この先、石井光太の本は読むと思うが、少し期間をおいてからにしたいと思う。


オリジン ダンブラウン
2018年2月28日に第5作目が発売された
いつも通り、ラングドンのハラハラ、ドキドキさせられる内容で、非常に面白かった。スペインが舞台で行ったことがある美術館や場所は、思い出しながら楽し めた。
これも、映画化されるのかなと思われた。残念ながら、今までラングドン関係の映画は見たことがない。

コンビニ人間 村田沙耶香 今回の芥川賞
 昨年の芥川賞、火花、スクラップ・アンド・ビルド と比較して、非常に印象的な内容で、読んでいると目に浮かぶが、何か変わっていて気持ち悪い部分もあ る。
結果として、心に残る
天翔る(あまかける) 村山由佳
 乗馬のエンデュランスを描いた本
 確かにそうだと思える場面が多い
天使と悪魔 ダンブラウン
 ダビンチコード以前に書かれたもの。最新はインフェルノ。  
 ラングドンが主人公の1作目。
 天使と悪魔のはらはらどきどき感が。。。

下町ロケット 池井戸潤
 追い込まれても乗り越えて行く、痛快である.
 他の小説も同様で、テレビの「半沢直樹」は見ていないが、
 原作の「オレたちバブル入行組」も痛快である.しかし「ロスジェネの逆襲」の方が面白かったので、テレビでは今後期待が持てると思われる

ドンネルの男‐北里柴三郎 山崎光夫
 医療に対する研究、考え方がすばらしい.
ブラディドールシリーズ(全10巻) 北方謙三
 主人公が巻ごとに変わるのが良い.

三国志  吉川英治
 三国志の時代も現在も人間の本質、考え方は変化していないことがわかる.

真田太平記 池波正太郎
 真田家の存続を図る.

ヨーロッパ文化と日本文化 ルイス・フロイス
 イエズス会の宣教師として1500年代に日本に来て記述したもの.
 比較が面白い




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