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NVS-WaveformExtractor(過渡処理解析ソフトウェア) |
NVS-WaveformExtractorとは |
振動
や騒音のデータを周波数解析する手法としては、FFT解析が一般的に使用されています。FFT解析は基本的に定常的な信号処理として使用します。
過渡的な信号においても信号がゆっくり変化する場合FFT解析が可能となります。しかし、 FFT解析において信号が急激に変化する場合、時系列データに対応した周波数変化を確認することはできません。これは、FFT解析がフレーム(一定時間) を単位として解析を行うことで一定単位時間に含まれる周波数成分を解析します。短時間の間に信号(周波数)の変化が発生する過渡的な信号においては、過渡 信号に対応する処理を行い、周波数を正確に把握しなければなりません。 本ソフトウェアでは、その問題を解決するために、狭帯域のデジタルフィルタ処理を行い過渡的な 信号に対 する周波数の解析を行います。
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過渡信号処理 |
以下のような信号について解析できます (1)短時間に大きな変化がある場合の例
(2)過渡信号
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過渡解析の解析手順 |
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時系列データを分析し、過渡解析を行います。 過渡解析の結果は、横軸が時間)、縦軸が周波数になります。 A必要に応じて、カーソルで縦軸、または横軸の切り出しが出来ます。
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解析例 |
1.
ノートパソコン起動時(ハードディスク)の振動 ノートパソコンのハードディスクの立ち上がりは、1秒以内に定 格回転数に達する 回転開始前の過渡的な振動現象について詳細に分 析行う必要があり、解析を行った 例えばこの解析で確認できる事は、以下のような項目がある ・ハードディスクが定格回転に達するまで0.7秒要している ・電源投入時など、インパルス的な振動がある ・1000Hzくらいに共振がある 2.車エンジン始動時 エンジン始動時、セルモータの周波数は高く、エンジン始動の周波数は低い また、エンジンは何回転から始動するのか等、振動&騒音の詳細の現象解析が可能です 3.過渡信号の瞬時データから実稼働周波数アニメーション 本ソフトウェアでは、位相情報を得られるため、指定する時間の周波数において、計測した全チャンネルのデータを切り出し、瞬時スペクトルの実稼働アニ メーションデータを作成することができます |
機能 |
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時系列データのインポート機能:WAVファイル、CSVファイル、ME’scopeテキストファイル ● 校正方法:LIN、dB ● 時系列データ情報の表示:コメント、点数、実行値、平均値、ピーク値 ● FFT機能: 2次元、3次元解析 ・ オーバーラップ指定 ・ ウィンドウ:なし、ハニング、フラットトップ ・ 解析関数:オートスペクトル、伝達関数、コヒーレンス ● 過渡解析機能:3次元解析 ・ 解析モード:リニア、LOG ・ リニア解析:最大周波数に対する分割数 ・ LOG解析:オクターブバンド数 (1,3,6,12,24,48,96,192,384)、オクターブ数(4〜16) ・ 3次元データの切出し機能:時間軸、周波数軸による2次元データの切出し ●実稼働アニメーション用データの作成 ●カーソル:2次元カーソル、3次元カーソル ●聴感補正:なし、A、B、C |
動作環境・その他 |
●推奨システム構成 CPU Pentium4 2GHz以上 メモリ 2GB以上 HDD 100GB以上 モニタ 800*600 256以上 ●OS Microsoft WindowsXP , Vista ,Windows7 ・WindowsXP/Vistaは、マイクロソフト社の登録商標です。 |
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