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セミナーご案内(実験モーダル解析) youtubeモーダル解析動画など 実践編 4.計測準備と形状作成
ここでは、もう少し、事前確認の話を続けます 結線 1. パソコンと計測装置の接続 2. ch入力: 加振用ハンマーを接続 3. ch入力: 加速度計を接続 計測のセットアップ FFTアナライザ等のセットアップは何を設定するのか? ●周波数レンジの設定 : サンプリング周波数が決まる ●フレームサイズの設定 : 一回にサンプリングするポイント数を指定 数が多いほど、計測時間が長くなる ●平均回数の設定 : ハンマリング加振で、3回から5回程度か。対象物による。 もっと多く加振して伝達案数の精度が高くなるのであれば、回数を増やしても良いが、 人が加振するため、あまり多くすると疲れて不安定になる可能性が高い。 ●トリガの設定 : ハンマリング加振では必要。レベル等を設定する。 ●入力レンジの設定 : 入力信号が適度になるように設定する ●ウィンドウの設定 : 無し、ハニング、指数ウィンドウ、など ウィンドウの目的はFFT処理のリーケージエラーを小さくすることである。エラーがなければ無しが良い。 ハンマリング加振では、基本的に減衰するまで計測すればエラーが無いのでウィンドウは無しが良い 減衰しきれない場合は指数ウィンドウ。連続波形は、ハニングウィンドウ。 ●校正値の設定 : ここでは、加振ハンマーと加速度計の設定例を示します CH1は、加振用ハンマー、単位(N)、0.023V(23mV)が1N と設定 CH2は、加速度計、単位(m/sec^2)、0.01V(10mV)が1m/sec^2と設定 ●表示 : リアルタイム表示としては、時間、スペクトル、伝達関数、コヒーレンス程度は必要 本計測システム(NV-Light)では、特に設定なし(自動) 計測装置の設定はこの程度で終了 試し加振をする ここまで準備ができたら、さっそく加振してみよう。 ハンマーの周波数スペクトル 加速度計の 周波数スペクトル 左図は、ハンマーが3000Hzまで加振がされているか、確認できます 右図は、加速度の周波数データで、0Hzに近い所に剛体モードそして5個のピーク(モード)が確認できます 形状データの作成 形状データの作成は、計測点の点、と、点どうしの結線が基本 |